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Vol.1 がれき類処理業の将来性

投稿:2023-07-28 更新:2024-05-08

黒姫グループでは、都市再開発などの解体工事現場で発生する、様々ながれき類の収集運搬・中間処理・リサイクル(再生砕石/再生砂の製造・販売)までを一貫して対応しています。

収集運搬したがれき類は、自社グループの中間処分場で適切に保管し、破砕して、そこに微少に含まれる不純物を取り除いた上で、建設基盤材である再生砕石や再生砂として生まれ変わります。
「古くなったビルやコンクリート構造物が取り壊されて「がれき」になり、それを黒姫グループが収集運搬し、中間処分して、再生砕石や再生砂としてほぼ100%リサイクルする。その再生砕石や再生砂が、また新しい都市の街並みをつくる材料の一部として生まれ変わっていく。」
こうしたサイクルを創出することで、黒姫グループは、循環型社会における「サーキュラーエコノミー」実現の一翼を担っています。

また黒姫グループでは、長年お客さまのニーズに対して、挑戦し続けてきた歴史があります。
その中で培ったがれき類の高度な処理加工技術を有しているため、大型のコンクリートがらを解体工事現場にて細かく粉砕しなくても、大型の荷姿のまま中間処分場に受け入れることが可能です。
そのため解体工事現場で発生する騒音や振動を最小限に抑えられ、現場周辺環境に配慮したスムーズな解体工事が可能になります。
がれき類の収運・中間処理・リサイクル(再生砕石/再生砂の製造・販売)まで、グループ内で一貫して対応することにより、排出事業者様に手間をかけずに、産業廃棄物の処理を行うことができます。

国交省の「建設投資見通し」における建設投資額の推移から予測するがれき類処理事業の将来性

国交省の「建設投資見通し」の建設投資額から予測する収集運搬業と再生リサイクル事業の将来性

図1 国土交通「建設投資見通し」における建設投資額の推移

東京都の都市再開発の事業計画

東京都市整備局が発表している2030年までに竣工予定の都市再開発事業計画を図2に示します。
黒姫グループの主な商圏である東京西部だけでも98件の都市再開発事業が進捗または計画が決定しています。

東京都の都市再開発の事業計画

図2 2030年までに竣工予定の都市再開発事業計画
(東京都市整備局発表)

がれき類処理事業の将来性

黒姫グループでは、がれき類処理業は今後数十年、旺盛な市場需要が続くと分析しています。
黒姫グループでは、この市場需要に対応すべく、がれき類(主にコンクリートがら)に特化した「収集運搬事業」と「中間処理事業」、「リサイクル(再生砕石/再生砂の製造・販売)」を一気通貫で行ってまいります。

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