業界情報
Vol.15 道路用砕石の規格・基準の変遷
日本の明治時代までの道路は、敷石または河川砂利を敷きならしただけの道路でしたが、大正初期に米国からアスファルト舗装工法が導入され、これに必要な人工的な砕石の生産が行われるようになりました。そして道路用砕石の規格や基準も制定・改定を繰り返し、1977年には現在の道路用再生砕石の品質基準の元となる「廃コンクリート回収骨材の路盤材としての品質基準」が日本道路協会により設けられました。今号では、これら道路用砕石の規格・基準の変遷について解説します。
日本における道路用砕石の規格・基準の変遷
1930年以前の東京市道路用砕石基準に始まる道路用砕石の規格・基準の変遷を下表に示します(黄色網掛けは、再生砕石に関係するもの)。
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